カンタです。
今回はお風呂のカビについての記事です。
- お風呂のカビ対策をしたい
- カビが生えにくい浴室にしたい
こんな方にお役に立てれば幸いです。
お風呂のカビ対策はできる
お風呂の汚れの悩みで一番とも言えるのがカビです。
カビ対策は完全には無理でもある程度のレベルまでは可能です。
カビは湿気の多いところに生えますので浴室は格好の場所になります。
梅雨の時期は特にカビの生えるスピードが早くなり悩めるところです。
カビの生える原因から考えて対策を考えましょう。
お風呂にカビが生える原因
カビが生えるには原因があるのです。
家の中ではお風呂がカビが多いところの代表格になります。
カビが生える要素
- 栄養素
- 酸素
- 湿度
- 温度
カビは色々なものから栄養を吸収して作られていきます。
そのため栄養から対策するのは難しくなります。
カビには酸素が必要です。
酸素は人が生きていくにも絶対に必要なものなのでこれを無しにすることはできません。
カビは湿度が80%以上のところに生える性質があります。
この湿度を押さえることはカビ対策になります。
カビは20度から30度の温度を好みます。
これらのカビの原因から対策を考えるのです。
換気が大切
カビが生える原因の大きなものに湿気があります。
湿気対策ができればカビに効果はあります。
湿気対策といえばまず思いつくのが換気です。
お風呂場に窓があるところは、なるべく窓を開けて換気をしておきます。
窓を開けるときは浴室のドアも開けて空気が通るようにする方が効果があります。
浴室に換気扇が付いている場合は、換気扇はフル活用しましょう。
24時間換気扇を回しているのが一番良いのですが、電気代や音を考えてそれぞれできる範囲でフル活用したいものです。
そこで注意したいのは折角の換気扇もほこりだらけでは活用できていません。
浴室換気扇はすぐに汚れます。

シャンプーや石鹸類の成分が付着して汚れやすいのです。
換気扇は汚れると換気効率がかなり悪くなります。
ファンの目が詰まっている状態なら稼働していても電気代を垂れ流しているだけで換気はできていません。
お風呂の換気扇は定期的に掃除をしましょう。
壁につけてあるプロペラタイプは比較的掃除がしやすいです。
浴室換気扇に多いタイプは、天井に埋め込んでいるものです。
浴室乾燥機付きでなく換気扇単独のものをいいます。
天井に埋め込んでるタイプの浴室換気扇は、分解してクリーニングするのが望ましいですが分解が難しい機種もあります。

下から見てシロッコファンが見えているタイプなら下からブラシで汚れを取るとある程度はキレイになります。
浴室換気扇よりさらに湿気対策に効果のあるのが浴室乾燥機です。
換気機能と乾燥機能がついています。
換気機能は同じくフィルーが汚れていると換気能力が落ちますのでマメにそうじしてあげましょう。
乾燥機能は活用するとカビ対策はさらにレベルアップします。

電気やガスの力で浴室を乾燥させることができます。
光熱費が少々かかりますが、カビに効果はあります。
標準装備でついているお風呂も多いですが、後付けでつけることもできます。
関連記事
浴室乾燥機の後付けはマンションにもできるの?気になる費用
お湯をかける
カビが生える温度が20度~30度などでお風呂に熱い温度のお湯をかけることによりカビの繁殖を抑えることができます。

シャワーでお湯をかけるので50度くらいのお湯になります。
それ以上になると火傷の危険性もあるのでやめておきましょう。
バスタオルで湿気を取る
バスタオルでお風呂の湿気を取るというのは、バスタオルで水気をふき取るということです。
最後にお風呂に入った人がバスタオルでお風呂をふき取ると湿気が軽減されカビの繁殖を防ぎます。
効果はありますので、できる方は実践したほうがいいです。
ある程度きれいにされているお風呂でないとバスタオルが汚れます。
カビが生えにくいユニットバス
浴室をリフォームをする際には、カビが生えにくいシステムバスにするのがよいでしょう。
引用 http://www.takara-standard.co.jp/
LIXILのキレイサーモやTOTOのほっカラリ床やタカラのキープクリーンフロアなど各社からカビが生えにくいものがあります。
関連記事⇒掃除が楽!カビが生えにくい浴室リフォームはタカラキープクリーンフロア
まとめ
お風呂のカビは栄養・酸素・温度・湿度によって繁殖します。
栄養や酸素は対策しにくいのですが、湿度や温度で対策すればある程度の対策はできます。
リフォーム的には浴室乾燥機の設置ややカビの生えにくいシステムバスの設置がカビ対策になります。