こんばんは、カンタです。
冬はキッチンの換気扇を回していると部屋の温度が下がります。
正常に換気しているということです。
今日は、キッチンの換気扇の交換と費用についてです。
キッチン換気扇の交換の費用はいくらかかる?交換の時期はどのタイミング?
キッチンの換気扇の交換費用はいくらかかる? 交換時期は?
毎日料理をする人にとってキッチンの換気扇はとても重要な役割を果たしています。
換気扇が正常に稼働していなかったら部屋が油臭くなります。また汚れすぎている換気扇も問題が多いです。
それでは、換気扇の交換時期と交換の費用について説明します。
キッチンの換気扇の交換にかかる費用は、種類によって大きく変わりますし中には自分で交換できるものもあります。
キッチンの換気扇の交換時期
キッチンの換気扇の交換時期は、特に決まりがあるわけではありませんがモーターの寿命が10年くらいになります。
モーターの寿命は使う頻度や負荷のかかり方によっても変わります。比較的掃除が行き届いている換気扇のほうが寿命は延びます。
それでは、どんな時にキッチン換気扇は交換するのでしょうか!
主に3つあります。
・換気扇の故障
・掃除が不可能(やりたくない)なくらい汚れがひどい
・キッチンをリフォームする
キッチンのリフォームの場合は、システムキッチンの中に換気扇・レンジフードが盛り込まれている場合のことでセット料金になっていますのでここでは割愛します。
換気扇の故障
換気扇の故障により換気扇の交換となる場合が多いです。
換気扇の故障の多くは、モーターかスイッチになります。
モーターやスイッチは部品があれば部品交換で済みます。
7年~9年以上前の機種になると部品の供給が終わっていて在庫がなければ修理はできません。
モーター・スイッチの交換修理費用例
■レンジフードタイプのモーター交換修理
モーターの部品代 7,000円~10,000円 工事費8000円~10,000円
■レンジフードタイプのスイッチ交換修理
スイッチ部品代 2,000~6000円 工事費 8,000円~10,000円
■レンジフードタイプ スイッチ式ファンプロペラタイプのシャター開閉モーター交換修理
モーター部品代 6,000円~8,000円 工事費 8,000円~10,000円
※プラスチック製の壁埋め込みのプロペラ型換気扇は本体価格が安いのでモーター交換はあまり意味がない
レンジフードーのしっろこファンを外したらモーターが付いています
カプラーを外してネジを外すとモーターは簡単に取れるのでdiyができる人なら簡単にモーター交換できます。
汚れがひどいから換気扇交換したい
換気扇の汚れがひどい場合も交換を検討する人もいます。
キッチンの換気扇の油汚れは、ひどくなると簡単に取れるものではありません。
流行りの重曹やセスキ炭酸ソーダなどでは相当厳しいです。
自分で長い時間かけてきれいにできる人はいいとして、できない人はプロのハウスクリーニング業者に頼むか古くなったレンジフードや換気扇や不具合が出ている換気扇なら交換をした方がよいでしょう。
キッチンの換気扇は種類によって価格が違う
キッチン換気扇と言っても種類が多く存在しています。
その種類により交換の価格も全然違います。
キッチンの換気扇の種類
キッチン換気扇はフードとファンとその組み合わせで種類が増えます。
主な組み合わせ表
ブーツ型 | スリム型 | フラット型 | 壁埋め込み | 天井埋め込み | |
プロペラ | 〇 | × | × | 〇 | × |
シロッコファン | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
ターボファン | × | × | 〇 | × | × |
フードのタイプ
レンジフードのフードタイプは大きく分けて3種類あります。
■ブーツ型
レンジフードの一般的な形です。
深型のレンジフードといえばブーツ型になります。
10年前までのレンジフードといえば多くはブーツ型でした。
最近の新築でもありますが、少なくなってきています。
ブーツ型の中にファンは、シロッコファンタイプとプロペラタイプがあります。
フードの中に設置するプロペラタイプは鉄製の物でなければなりません。
プラスチック製のものは、熱に弱いので違法になります。
■スリム型
最近のシステムキッチンの主流となっている薄いタイプでスタイリッシュです。
掃除もやりやすく汚れにくいタイプもあります。
フィルターは、外から見えないタイプやフィルターが不要なタイプなど最新技術が使われています。
ファンはシロッコファンです。
■フラット型
フラット型は朝型と言われるタイプで、こちらはどちらというと築年数が経っている物件によく見られます。
狭いスペースや天井が低いところにも設置できるので、古い物件に多いのです。
新しいタイプもありますので、交換も心配はいらないです。
ファンはターボファンです。
昔からある壁に埋め込んでいるタイプやワンルームマンションなどのミニキッチンにある天井埋め込みタイプはフードがありません。
ファンのタイプ
ファンのタイプは種類があります。
◆プロペラタイプ
換気能力が高いのが昔ながらのプロペラタイプです。
フードがあるタイプでも外が近くダクトが不要な設置場所ではプロペラタイプが付いています。
壁に直接埋め込んでるタイプは、交換も簡単ですのでちょっとしたdiyで大丈夫です。
またプロペラ部分は洗いやすいです。
◆シロッコファン
円形に格子状の羽根が付いているのがシロッコファンです。
レンジフードタイプの多くがこのシロッコファンが付いています。
シロッコファンタイプは、ダクトを通して喚起します。
◆ターボファン
フラット型についているファンですが、大きな円形のファンで換気能力が強いのが特徴です。
キッチンの換気扇交換の費用
換気扇やレンジフードの種類で価格差がかなりあります。
レンジフード交換費用 間口60㎝・75㎝ 35,000円~70,000円 間口90㎝ 45,000円~85000円
フードなしプロペラ換気扇交換 10,000円~20,000円
ミニキッチン天井換気扇交換 30,000円~50,000円
換気扇交換費用から考えられること
高級なレンジフードでない場合は、換気扇の交換費用はそんなに高くありません。
古くなって汚れているレンジフードをハウスクリーニング業者に依頼して掃除をしてもらうときは換気扇交換の見積もりも取って検討することをおすすめします。
参考:ハウスクリーニング業者のレンジフードクリーニング価格 12,000円~18,000円
壁に埋め込むタイプのプラスチック製のプロペラ換気扇はホームセンターで3,000円から6,000円で買えるので自分で交換できるなら使い捨て感覚で交換するのもいいでしょう。
上のネジ2カ所(手で回せる)だけなので簡単なDIYです。
換気扇を交換したらこんなに違う
換気扇を交換したらどうなる?

換気扇が調子が悪く吸い取りがイマイチな時は、なるべく煙が出ない料理をしようと心理的に働きます。換気扇を交換したら換気能力が上がり油料理をはじめ料理のやる気が出ます。
換気扇に限らす、掃除機でも買い替えると掃除がやる気になるのと同じでキッチンの換気扇交換も料理のやる気に変わります。
そして換気扇とくにレンジフードタイプですが、掃除が苦手な方は1年に1回プロのハウスクリーニング業者に掃除をしてもらうときれいな状態が長続きするので換気扇を見てげんなりすることもありません。