こんばんは、カンタです!
人生なんとかなる!最近の口癖ですが、絶好調の時には出ない言葉かもしれないですね。
古い家はあちこち悪いところが出てきて当然であり、まだまだ住み続けるならリフォームが必要になります。
また、古い家の購入を考えている人は、安く買ってリフォームをしたいと思っているでしょう。
古い家をリフォームするときに頭に入れておきたいのが耐震についてです。
古い家は耐震基準のことを考えるとリフォームだけでなく建て替えも検討材料にしましょう
古い家に住んでいると、お風呂が壊れてきたりキッチンが使いにくくて困ったり、雨漏り・隙間風・古いトイレなど改装したいところが山ほど出てきます。
また持ち家が古くなると、引っ越しをして古家をリフォームして賃貸として人に貸せば不動産収入が得られると考えます。
しかし、古い家をリフォームするとなるとかなりの費用がかかります。
そこに耐震基準を満たしていない場合は、耐震リフォームもするかどうかという話も入ってくるのです。耐震基準を満たしていない家は、大きめの地震が来ると倒壊の可能性が高くなります。

耐震基準をクリアしていない古い家とは
耐震基準をクリアしてない家とは、国の法律に建築基準法というものがありその中で耐震基準があります。
地震の揺れに対して倒壊しないために定められた基準が耐震基準です。
耐震基準の大きな分岐点は、1981年6月です
1981年6月に建築基準法が改正され新耐震基準に変わりました。
それまでは、旧耐震基準で1950年の制定されたものであった。
1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災で倒壊した建物に新耐震基準のものはありません。
ちなみに1981年6月に新耐震基準が制定されたのちは、2000年に住宅の品質確保の促進等に関する法律の品確法、2008年に長期優良住宅の普及を促進に関する法律の長期優良住宅法が制定されている。
耐震基準をクリアしていないと一般的に扱われるのは1981年5月以前に建てられた建物です。
今2019年なので築38年より古くなると倒壊の可能性が強くなります。
リフォームして住み続けるなら考えたい耐震リフォーム
古い家をあちこちリフォームして住み続けたり、借家にするなら耐震リフォームも考えなければならなくなってきます。
絶対にしないといけないことではありませんが、ここ最近の日本の地震事情を見ているといつでもどこでも大地震がくるかもしれません。
せっかく大金出してリフォームしたのに倒壊してしまっては何とも言えません。
耐震リフォームの費用
耐震リフォームの費用ですが、壁だけで平均的な金額で150万くらいです。基礎などもするともっと高額になります。
新耐震基準前の古い家でリフォームを工務店などに見積もりを相談すると大手であれば特に耐震リフォームも同時に提案してきます。
もちろん企業は利益を追求するので多くの箇所をリフォームをしてもらうほうがいいのですが、それ以前いお客様の安全を考えて耐震強化を提案します。
耐震を考えると選択肢が増やすことをしましょう。
リフォーム一択でなく建て替えや限定的な補修をする案も考える
古い家をリフォームする場合、大規模リフォームになることが多いです。
大規模リフォームになると1000万や2000万になることも珍しくありません。
リフォームは、希望と理想を叶えていくとどんどん金額が上がっていきます。
視点を変えることも大切です。
◆壊して新築の家を建て替えるのも土地があるのだからもしかしたら近い金額になるかもしれない。
◆今どうしても我慢できない雨漏りとお風呂の部分リフォームなら200万で押さえれる
◆いっそこのと賃貸マンションに住んだ方が、今の年齢からすると先行きが安心
などどうリフォームするか?どこでリフォームするか?耐震はどこまでするか?とリフォームありきになっては後々に失敗するかもしれないです。
お金の使い方は慎重にいろいろな方向を考えるべきなのです。
古い家をリノベーションして住むことはとってもいいことですが、視野は広くって意味です。
まとめ
古い家をリフォームをすることは雑誌などにもよく掲載されていて時流かもしれませんが、いいところばかりではありません。
人間は楽しいことを考えているとき、前に進んでいるときには悪い部分や臭い部分には蓋をしてそこを見ようとしない行動に心理的になってしまいがちです。
それで、後になって「なんであの時もっと慎重に考えなかったのだろう」「冷静さを失ってた」と後悔するのです。
古い家をリフォームすることを考えてる人は耐震について考えましょうという話でした。
ありがとうございます。