こんにちは、カンタです。
北海道の胆振地方で震度6弱の地震があり無事を祈るとともにこの国の地震の頻度の恐怖が大きくなります。
建物内にいて地震から身を守るには耐震補強をするしかないのです。
地震に強い耐力壁(筋交い・耐力面材)の耐震補強
地震が多い日本は耐震補強リフォームが多い。
実際に日本の木造住宅の耐震性は正直なところ低いのです。
木耐協の耐震診断アンケートによると、耐震診断の結果は倒壊しない・一応倒壊しないという家は全体の6.4%で9割以上の木造住宅が大きな地震が来ると倒壊の可能性が高いというのだ。
倒壊の可能性が強い日本の住宅でありますが、耐震リフォーム工事をしている家はかなり少なく3割弱なのです。
結構心配な数字です。
僕が住んでいる家も大きな地震が来ると倒壊するでしょう。
※木耐協の耐震診断
平屋もしくは2階建て以下の木造在来工法住宅
昭和25年以降平成12年5月までに着工された家屋であること
以下の住宅は診断を承ることができません。対象外住宅・・・3階建て、軽量鉄骨造、鉄骨造、コンクリート造、ツーバイフォー(2×4)住宅、中2階(スキップフロア)のある住宅、伝統工法、パネル工法、混構造等
アンケート調査と引用:木耐協
耐震補強といえば壁をまず補強することが多いのですがその中に耐力壁があります。
耐力壁とは
耐力壁とは横からの力に対して抵抗する力を持つ壁のことで地震や風に対して抵抗する壁のことを示します。
耐力壁が多い建物は耐震や耐風に強いとされています。
建築基準法でも設置が義務付けられているのです。
耐力壁と相反する壁のことを非耐力壁といいます。
耐力壁(筋交い・耐力面材)は耐震補強の重要な部分
壁は耐震補強において重要な部分です。
柱や梁が多い建物が耐震補強が強いと思いがちですが、耐震性を強くするには耐力壁の数が多いのほうが耐震性は高くなります。
耐震補強の多く(85.5%)は、内側の壁をする工事になります。
耐力壁は筋がいのものと面材でのものがあります。
筋交いの場合は、たすき掛けが耐震性が高い、耐力面材の壁は耐震性も高く断熱材が入りやすい長所もある。
DAIKENのダイライトMSとい耐力面材は震度7クラスの揺れに対して実験が行われ筋交いのものより耐震性が優れている結果が出た。
引用 https://www.daiken.jp/product/contents/dailite/reason_02.html
耐震補強リフォーム工事の費用
耐震リフォーム工事の平均費用は150万くらいになります。
コスト的にはそれなり高いものであり、地震が連日のようにある日本に住んでいるからといってサッと出せる金額ではありません。
国も地震対策には積極的な部分もあり耐震診断は無料でできる。
また耐震補強リフォームの工事費用も自治体で補助が出るところもあります。