畳の表替えって何?古くなった畳をリフォーム

畳の表替え

こんにちは、カンタです。

先日、お寺の仏間にあがることが30畳くらいでしょうか?

見事な畳の間でした。

洋室が増える今、日本人なら和室の良さが年齢を重ねると感じるというものなのです。

畳は表替えとよく言いますがどういうことなのか?

畳の表替えって何

畳の表替えっては、畳のい草の部分を新しく張り替えることを言います。

畳の土台の部分である畳床はそのままです。

新しくなるのは、い草と畳のヘリの部分です。

畳表替えの部分
畳のヘリとは

畳の周囲を縁取っているひものようなものを指します。このヘリは、非常に丈夫であり畳屋さんに表替えで取ったヘリをもらって荷物をくくったりする時にためにもらうといいですよ。
ふちであるヘリがない畳も多くなってきており、マンションの和室にもよく使われています。

へりなしの畳

畳の表替えの効果

畳の表替えをするとほぼ新品の畳になったと感じる方が多いでしょう。

そりゃそうです。

表替えは、畳を入れると見えるところはすべて新しくなっているのだから新品の畳と遜色がありません。

ただ気を付けなければならないこともあります。

畳の土台である畳床はそのままなので、畳床が元々歪んでいたり凹みがあり違和感がある場合は表替えをしても解決はされません。

自然災害で浸水してしまった場合など、畳床が悪くなっているかもしれないので表替えでなく新しい畳にする方が良いでしょう。

例えば畳の上で孤独死をしてしまい体液が畳にしみこんだ場合も死臭が畳床についてる場合があるので新調する方がいいでしょう。

このように畳の表替えの効果は、ほぼ新品のようになりますが土台に問題がる場合は改善されません。

表替えは自分でできるのか

畳の表替えは自分ですることができるのか?と思う方もいるでしょう。

一般の方では無理です。

ふすまや障子を自分で張り替えるのは、ホームセンターにも道具が売っているし、特に障子に関しては昔は各お家で自分たちで張り替えていたところも多かったです。

畳は、材料・道具・場所などからしても畳屋さんにお任せすることになります。

畳の表替え

畳の表替えは何年くらいでするの

畳の表替えは何年くらいたつとするのが良いかといいますと、一般的には7年~9年くらいです。
しかし、畳に限らず言えることですがその畳の部屋の使用頻度、湿気、日当たり、掃除の程度によって劣化具合は変わってきますのであくまでも一般的な年数です。

畳の表替えの価格

畳の表替えの価格は、色々な要素で価格が変わります。

畳の価格を決める要素

・い草の種類
・い草の打ち込み本数
・畳の広さの違い
・荷物の移動による追加料金

他にもありますが、主なところはこういう感じです。

大きさというのは畳は京間という大きなものや江戸間という現在でいう標準の大きさがあり、畳屋さんによっては価格を変えているところと同じところがあります。

畳の表替えの価格は、廉価版の安いものでは1畳5000円くらいからありますが、ポスティングされたチラシでたまに見るのは3000円で表替えしますというものもあります。

限りなく安くという方は使ってみても良いと思いますが、他にすすめてくるものがあったりするかもしれないので注意してください。

畳の表替え価格は、畳屋さんいよってもい草の素材によっても大きく変わってきますので、しっかり見積もりと相談をしましょう。

畳の表替えにかかる時間

畳の表替えにかかる時間ですが、一般的には引き取りから納品までには5日から1週間くらいでできることが多いです。

お願いする業者さんの仕事の入り具合で変わってきます。

他の畳のリフォーム

畳のリフォームは、畳の表替えのほかには畳の裏返しと畳自体を新品にする畳の新調があります。